私は小学校の6年間を札幌の東区で過ごした

学校での一番の楽しみは、勉強の時間ではなく、もちろん給食である(笑)
私の通っていた小学校は、当時4階建ての校舎で一階には給食室があった

白衣と白い帽子、手袋をした給食のおばちゃんたち
給食室からでる白い湯気

4時間目になると廊下から香ってくる美味しい匂い
おなかが鳴る

授業が終わると給食係りが給食室に取りに
チンタラしていると給食係りはみんなから非難ごうごうだ
熱々の汁物は給食のおばちゃんが足つきワゴンに積んでくれる

人気はやはり「ご飯」だ
ご飯のバットがあるとうれしかった

食後は給食係りが給食室で待つおばちゃんへ届ける
「ごちそうさまでした~」「は~い、おそまつさま~」一階の廊下に声が響く

食べたこどもの「顔」
作った人の「顔」

大量生産の食べものを与えといて「食育」なんてないし
地元の美味しい物を地元のこどもたちが食べられない「フードバレー」もありえない
帯広市の給食センターの問題は、もっともっと議論されるべきだ

事務局員 青山 徹也