班会で「戦争はいやだね!」「二度と戦争してはならない」……
8月の札内1班の定例班会で、韓国との竹島や、中国との尖閣諸島の領土問題に触れ、戦争について意見交換しました。引揚者として……
「実は私はハルピンのほうから引き上げてきたんです」と参加した会員さんがその経験を語ってくれました。「母が助産婦だったので、その仕事で引き上げが遅れてしまって。今でも知人と、お互いに訪問し合うなど交流があります。あまり思い出したくないが、終戦直後は大変でした。憲兵だった人は特に大変だったと思います」と話します。
戦争経験していないが中国を訪問して……
同席した別の会員さんは「私も良く中国へ旅行に行きます。ガイドさんには『戦争で日本は中国に大変なことをしたが、あなたはどう思っているか』と訊ねる事にしています。とあるガイドさんは『たしかに許し難い行いはあったが、それは関東軍や財閥などの一部が進めていった事。日本国民も空襲や原爆でひどい目にあいました』」と話してくれた。日本兵が行った蛮行!二度と戦争はしてはならない
「それでも、戦争とはどういうものか、目の前で日本兵に家族の命が奪われた人はもっと激しい感情を持っていると思う。日本と中国は二度と戦争をしてはいけない国。韓国も含めて冷静な対応をしてほしい」と。
定例班会ではいつも、率直な疑問・意見を交換しています。今月はこのように領土問題、終戦記念日を前にした戦争や憲法9条について討議なりました。
「平和でこそ商売繁盛の道」をめざします。