マイナンバー

扶養親族等申告書にマイナンバー?


年金事務所から、扶養親族等申告書という紙が届いて、そこに扶養親族などのマイナンバーを記入するようになっているが、書かなければ受理されないのだろうかという相談が増えています。


この件でさっそく、全商連が厚生労働省に交渉しています。
いやぁ、スピーディーで助かりますな。

「個人番号(マイナンバー)の記載がなくても受理する」と回答、厚生労働省のHPにもその旨がアップされています。

キャプチャ

厚生労働省HP-引用(リンク

しかし、「なお、個人番号の記載がない場合、後日ご連絡させていただく場合があります。」って、これ何なんでしょうかね?
真意はわかりませんが、なんだか記入しない奴は逆らっているから圧力かけてねじ伏せましょうかとも言わんばかりですね。

小零細業者は、マイナンバーなんか危険すぎて預かれないという現状があります。

  金庫で厳重に管理して
  パソコンには強固なセキュリティー
  それでも漏れたら罰金罰則
  しかも、国から1円のお金ももらえないんですよ?

  従業員が会社に預けたくない!という場合もあるでしょう?
  私も預けてません(自分と家族の番号受け取ってないので知らない…)


そもそも、年金機構で個人番号なんて知っているですよ?

なぜ、わざわざ事業所に預からせて、記入させようとするのか

闇は深いです。



事務局 青山


おかしいぞ!マイナンバー vol.5【年末調整】

そろそろ年末調整の時期が来ましたね。

民商では、業者の目線に立った「年末調整」の勉強会を毎年開催し、年末調整の準備を行い、その後、年末調整記入会を数回開催して、みんな自分で年末調整をしています。

自分で年末調整ができるということはいくつかメリットがあります。

  ①自分で年末調整ができると、コスト削減できる。
  ②制度の内容が理解できることで、従業員にも適切に指導できる。
  ③自分の確定申告の予行演習ができる。
  ④そもそも、源泉徴収って何なのか理解できる。

などなどがあります。

デメリットは、どうでしょう。

  ①覚えなければいけない、勉強しなければいけない。
  ②時間がかかる。

こんなところでしょうか。

しかし、このデメリットは、やり方さえ覚えてしまえば、年々時間が掛からなくなるので、やり方次第の部分も多いです。

---本題はここから

今年の年末調整から始まるのが、マイナンバーの記入です。
すでに、年の初めに給与所得者の扶養控除等(異動)申告書を従業員さんに記入してもらっていることと思いますが、その申告書を年末の状況に合わせて再度従業員さんに確認してもらい、あわせて来年の扶養申告書と、生命保険などの申告を提出してもらいます。
 そこにマイナンバーが記入されていると預かった会社は、厳格に番号を管理する責任がでてきます。

 会社で、取り扱い責任者を決めて、番号は金庫に保管し、パソコンで管理する場合にはパスワードを・・・こんなこと小零細業者ができるのでしょうか?
 しかし、預かった以上番号を漏らすと罰金・罰則があるのでやらなければいけない訳なのですが

 ここで、ひとつ疑問です。

 
 従業員が番号を記載してこなかった場合は、以前に説明したとおり、それ以上なにもありません。それが、従業員の「番号を使わない」権利です。
 それでは、従業員から預からない場合はどうなのかです。
 
 こうなっています。

Q2-3-3 税務署等が受理した申告書等にマイナンバー(個人番号)・法人番号の記載がない場合や誤りがある場合には、罰則の適用はありますか。

(答)

税務署等が受理した申告書や法定調書等の税務関係書類にマイナンバー(個人番号)・法人番号の記載がない場合や誤りがある場合の罰則規定は、税法上設けられておりませんが、マイナンバー(個人番号)・法人番号の記載は、法律(国税通則法、所得税法等)で定められた義務ですので、正確に記載した上で提出をしてください。

引用:国税庁


 法律では番号を記載する「義務」があるとのことですが、義務に違反した場合には、罰則はないようなのです。


  ①番号を集める → 管理にコストがかかる → 漏洩すると罰則

  ②番号を集めない → 義務違反 → 罰則なし

  ③番号が集まらない → 適法 → 問題なし

 
 こうやって、まとめてみると、なんともまあ、なんともですね(笑)
 これらのことを踏まえた上で、あとは自分たちで考え行動しなければいけません。

 まあ、そもそも個人番号制度なんて、会社にとっては負担だけですから、こんな制度なくしてしまいましょう。


 ※あなたも、民商に入って自分の会社の年末調整は自分でやってみませんか?
 いつでも、入会をお待ちしています。



民商 青山

おかしいぞ!マイナンバー vol.6【番号記載で面倒になる】

個人番号を記載した申告書を提出した場合本人確認が必要になります。
こんな文章が帯広市の資産税課から来ていました。

それによると、資産税の申告書に個人番号を記載する欄ができて、番号を申告書に記載した際には、提出する際にはこうなりますよというお知らせです。20161026170426_00001

流れはこんな感じ

--個人番号を記載する場合--


    ①自分の番号を調べる

    ②番号を記入する

    ③提出する際に本人であることを2つの資料で証明をする
    ⅰ番号確認資料(通知カード・住民票)
    ⅱ身元確認資料(運転免許証など)
     マイナンバーカードは、表と裏で証明できる

  ④提出終了
 
--個人番号を記載しなかった場合--

   ①提出する

   ②提出終了


記入したら面倒くさくなるのだったら、番号を調べて記入するのですら面倒なのに、記入すると本人確認が必要になるなんて、最初から記入しないでくださいといわんばかりの状態です。

さらに、記入した場合、本人以外、たとえそれが家族でも、委任状が必要になるというのです。


--個人番号を記載した申告書を本人以外が提出する場合--
    
   ①自分の番号を調べる

   ②番号を記入する

   ③提出する人に証明資料を渡す
     ⅰ本人の番号確認資料(本人の通知カード・本人の住民票)
    
   ④委任状を作成して渡す

   ⑤提出する人に身元確認資料を用意してもらう
          (運転免許証やマイナンバーカード)

   ⑥上記の3点を用意して提出

   ⑦提出終了

め、面倒くさいです。
こんな手続き必要なら、ほとんどの人はしないでしょう。
記入させたくないという意図すら感じてしまう程の面倒くささです。

これには、続きがありまして、

--個人番号を記載した申告書を提出しに行ったけれど、本人確認ができなかった場合--

     ①自分の番号を調べる

     ②番号を記入する

     ③提出する際に本人であることを2つの資料で証明することができなかった

   ④提出終了


番号が書いてあるけれど、身分証明できない場合は、「申告書への個人番号の記載はないものとして受理します」となっているのです。

何じゃそりゃ!
よ、よく判りません。
もう一度、自分なりに咀嚼しながら読んでみましょうか
「提出された申告書の個人番号の記載欄に数字が書いてあるけれども、なんの記号かわからない(不利をして)ので、個人番号の記載ではないと判断して受け取りましょう」(意訳)

「・・・」

なんか余計わからなくなってきましたよ。

次回は、なぜこんなことになっているのか掘り下げてみましょうか


事務局 青山

おかしいぞ!マイナンバー vol.4【マイナンバーの質問】

マイナンバーの学習会に講師としてお呼ばれしました。
呼んでいただいたのは、毎年地域の女性たちで開催されている「とかち母親大会」のマイナンバーの分科会です。
数回に分けて分散会でだされた質問や議論をご紹介したいと思います。



分科会では一通りこちらから制度の説明やマイナンバーに対しての考え方や今後について話をさせてもらい、その後、参加者各々から感想や質問がだされました。

比較的多くの方が悩んでいたのが、生命保険満期の払い戻しの際に番号を求められていることでした。
このことについては、このブログのマイナンバーVol.2で書いていますのでそちらを見てもらえば良いのかなと思いますが、参加者の皆さんはの悩みは

1つは、「民間の保険会社に番号を教えてもいいものだろうか」ということ

2つ目は、「番号を教えなければどうなるのか」ということです。

民間の保険会社が番号を聞くことにはもちろん理由があります。
一定額以上の保険金を支払った場合、保険会社は税務署に知らせることになっていて、そこに番号を載せなさいと指導があり努力義務となっているためです。
要するに、様式の中に番号を書くところがあるということです。

ここに、記入してくださいとなっている訳ですが、記入するかどうかは現在、個人の判断に任せられています。

保険会社の方も、お客さんに記入して頂けなかったという理由があれば未記入でもいいということで、努力義務は満たせているということになります。

ですので、「書きたくない」という個人の意思を伝えることが大切です。

次に、「書かないとどうなるか」ですが、満期の保険金をもらえないなんてことはありません。
いや、あってはいけないですよね?


私の個人的な考えとしては、その書類に番号を書き込んだとして、いったい幾人の目にさらされるのかを考えたときに、「代理店の担当者」「代理店の事務」「保険会社の受付」「保険会社の審査」「保険会社の税務担当」「税務署の担当」・・・こんなにもの人の目に触れ、その人たちが書類を誰の目にも触れないところで管理してくれるなんて私は信じられないので、自分のプライバシーを自分で管理する意味でも、記入はしません。

あ、そもそも満期になるような保険がないや・・・(笑)



事務局 青山

おかしいぞ!マイナンバー vol.3【マイナンバーカード作る?】


会員さんから寄せられる相談に、マイナンバー関連の質問が増えてきました。
その事例をご紹介しています。

3回目の今回は「カードは作らなきゃいけないの?」のお話を。
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今年1月から、申請をすれば「マイナンバーカード」を作ることができるようになりました。

このカードを作るか、作らないかは個人が選択できます

「作った方がいいのか」
「作らない方がいいのか」

メリット・デメリットで考えてみました

○メリット

 ・身分証明書になる
   顔写真があるので免許証と同じように本人確認の証明になる

 ・自分のマイナンバーを一枚のカードで証明できる
   通知カードは番号が書いてあるただの紙、自分の番号であることの証明(免許証)などで2重確認が必要ですが、カードがあれば1枚で証明できる。

 ・コンビニで住民票などが取れる
   ICチップを端末にかざして住民票や印鑑証明が取れる

 ・インターネットで確定申告
   パソコンにカードリーダーを接続して、ICチップを読み込ませるとネットで確定申告できる

 ・「マイナポータル」で、自分の情報をインターネットで確認できる
   自分の情報がインターネットの専用ページで確認できる

○デメリット
 
 ・番号漏洩の危険が増える
   財布ごと落とした、盗難にあった、見られたなどカードがあることで、番号漏洩の可能性は大きく膨らみます

   紛失して再発行も大変
   1、コールセンターに電話をして、カードを使用停止にする
   2、警察に届ける
   3、役所で500円を払って再発行

   番号変更したい場合は、かなり大変
   1、コールセンターに電話をして、カードを使用停止にする
   2、警察に届ける
   3、役所に番号変更申請をする
     (番号変更できるかどうかはあいまい。各所に聴いた個人的感想は、落として誰かに見られた可能性くらいでは番号変更は難しいでしょうね)
   3、役所で500円を払って再発行
  番号変更できなかったら、一生誰かに見られた可能性を引きずっていかなければいけない
   
 ・ICチップからのスキミング被害の可能性
   カードについているICチップを特定の端末にかざすと中の情報が読み取れますが、悪意を持って読み取られる危険性が常につきまといます。

 ・身分証明書なんかには適さない
   カードの裏面には、個人番号が書いてありますので、渡してコピーなんてもってのほか、表面を相手に見せ   る程度の使い方しかできません。
   シールを貼ればいいなんていってますが、簡単にはがせるシールなんて意味ないですよね
   紛失の可能性を考えれば、常に持ち歩くこともしてはいけない。

 ・個人情報が盗み見される
  「マイナポータル」ページをネットで見るときなどのために、カードを発行するときにパスワードを設定しますが、カードとパスワードがあればインターネットで個人情報がダダ漏れの危険性があります。(また、パスワードですよ。もう管理できません。)

 
以上が、現時点で考えられるメリット・デメリットかなと思います。

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私は、圧倒的にデメリットが大きいと感じます。

よく、会員さんと話をするときに言うのは、
「番号の変えられないクレジット番号だと思って使った方がいいよ」といっています。

カードを作る作らないは個人の「選択」です。

強制じゃなくて「選択」ということは、作った選択をしたという責任が生じます。
すべて自己責任の時代ですから

「カードを作った、あんたが悪い」と言われたくないので、私は絶対に作りません。



事務局 青山




※民商では、マイナンバーの「困った」を募集しています。
自身の体験や告発などもぜひぜひ教えてください。


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