今朝の報道にがっかりです。
国が真っ先に取り組んだ新型コロナ対策「雇用調整助成金」、休業させた従業員へ休業補償を支払ったら助成金を支払うというものですが、相談件数4万7千件、手続き中はたった2859件、受理されたのは214件、そしてなんとなんと、
支給決定は2件!
これ、帯広の数字じゃないですよ、全国!
原因は、書類が多くて猥雑、審査人数が足りていないと国は説明しています。
いやいや、そんなことわかっていたでしょう?
雇用調整助成金なんて以前からあった制度なんだから、事務量の想定できますよね?
民商でも、会員さんがこれを受けようと資料作成に奔走していますが、本当に猥雑ですし、休業補償を従業員に支払ってから、2か月以上も支給まで待たなければいけない等などなど・・・、本当に使えない。
実際、「間に合わない」と断念している業者は山ほどいます。
4月末から始まる「持続化給付金」も、こんなグダグダじゃ、どんどん倒産が増えるんですよ!
1日でも早く、お金が入らないと業者は持たないんですよ!
制度はシンプルに!給付はスピーディーに!
さて、今回の緊急融資事例4回目は
銀行融資はセーフティーネット対応で
飲食店を営むDさん、以前から銀行とは借り入れで付き合いがあり、まず銀行に相談に行きました。
そうすると、銀行の担当者から、融資は今回の新型コロナの関係は難しくないが、融資窓口が混み合っていて遅くなりそうとのことで、普段は銀行で行っている、役所へのセーフティーネットの申請を自分で行って欲しいとのことで、さっそく役所へ行き、「セーフティーネット保証」の申請をすると、すぐに認定書を発行してくれ銀行に持っていくと、審査に入りおおよそ2週間で融資実行となっています。
※「セーフティーネット保証」:新型コロナで影響受けている業者はすぐ認定してもらえます。
また、Dさんは銀行から断られることも想定し、これまで付き合いのなかった政策公庫へも申し込みをしており、そちらも融資を受けることができ、当面の運転資金の確保に一安心していました。
セーフティーネットの申請は役所で自分でできるので、素早い融資を受けるために自分で申請