「民商の援助の前提、自主計算ノートの記帳について」です。
前回も触れましたが、民商には個人経営の方と法人経営の方への援助の違いはほとんどありません。個人では白色申告・青色申告、法人の申告と申告区分による援助は若干ありますが、主たるものではありません。

20101020174212_00001民商は、様々な方々の意見を取り入れ民商独自の「自主計算ノート」を作成しています。これは所得税や消費税に対応出来る「自主計算ノート」として優れものです。
手書きスタイルですが、この手法を熟知できれば、次のステップに引き上がることが出来ますので、パソコン記帳等の方も、ぜひ一度チャレンジして欲しいと思います。

「自主計算ノート」は、「毎日、毎週、一ヶ月単位、年間にまとめて」と記入する時期は多様です。(商売の実態にあわせて記入しましょう)
記入する人の到達によりますが、「記帳するのも初めて、申告するのも初めて」の方でも十分対応できます。

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(所得税の申告ある方)
記入の前提となる「帳簿や領収書や請求書」の整理の仕方を教えます。
↓ 記入の仕方を教えます。
↓ 各科目ごとの集計の仕方を教えます。
↓ 売上、諸経費の決算修正を教えます。
各科目ごとに集計し収支計算書に転記します。差引金額が所得金額となります。
↓ 税法で否認・加算すべき金額、減価償却費を記入します。
この収支結果が所得税の所得金額になります。


次回は「消費税の申告ある方」の記帳についてです。

事務局長 野坂 勲