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「国民健康保険料が高くて払えない」


4年前に行った業者青年実態調査アンケートの中で、現在困っていることの中でダントツ1位がこの声です。

帯広民商では、十勝社会福祉協議会に加盟しており、他の団体と共同で国保や医療の問題で運動しています。
その中で、毎年行っているのが「国保の集団減免申請会・相談会」を行っています。

国保が高くて払えないなどの場合に、直接窓口へ行ってもけんもほろろで追い返されたという話をよく聞きます。
みんなで集まって減免申請をこなって行きましょう。

あわせて、相談会も開催しますので、医療費のことなどもお気軽にお越しください。

【日程】①6月23日(木) とかちプラザ401号室
     ②6月29日(水) とかちプラザ307号室
【時間】いずれも 午後1時30分~3時

持参していただくものは、国保科納付書、印鑑、筆記用具です。
また、国保科以外にもお困りのことがありましたら、遠慮なくご相談ください。


~「国保の集団減免申請会」取り組みの歴史~
1985年、帯広市は国保税の滞納者に対して保険証の窓口交付を実施し、3,000~3,500世帯に保険証が渡されず大きな社会問題になりました。
 当時、十勝勤医協、帯広民主商工会、新日本婦人の会などの団体が集まり「国保問題市民連絡会」(十勝社会保障推進協義会の前身)を結成し、市民に実態を知らせ学習会を行い、市長や市議会へ要請・交渉を行いました。その結果、1988年12月に「保険証の無条件交付」(=全世帯に郵送)、1989年7月に高額医療費受領委任払い制度の実施(その後全市町村で実施)、1992年4月に保険税から保険料へ移行に伴い「減額免除制度」の実施となりました。その後、十勝社会保障推進協議会では毎年集団減免を実施しています。