120730村井岡山村井義男さん(インテリア村井:内装業)のお客さんが帯広市住宅リフォーム制度に当選をして工事を行ったということで、さっそく工事をしたお宅にお邪魔してお話を聞いてきました。

 今回住宅リフォーム制度を使って工事を施工したのは、村井さんと同じ北栄地域に住む岡山弘義さん、ご婦人の啓子さんと築34年の住宅に2人で暮らしています。
 「年内にはやろうかなと考えていた」というのは、古くなった部屋の壁紙や階段のカーペットの張り替えです。
 共産党市議団の政策の中に「住宅リフォーム制度創設」があり、そこで以前から知っていたと岡山さん、「共産党が3議席になったことで実現できたと思う」と啓子夫人。
 せっかく制度ができたのだからと、村井さんと相談して、今回と次回(9月)で当たらなくても工事はしようという話になり、村井さんが見積りを作って申請しました。
 
 今回の抽選は100名に対して449人の応募と狭き門でしたが、発表を市役所の掲示板に見に行くと自分の番号が書いてあり、まさかのうれしい当選となりました。
120730岡山 岡山さんは、過去、全国展開する大手業者に工事を頼んだときに、当初の見積りにはなかった費用が、ことあるごとに追加されていくというやり方に納得がいかなかったことや、道路で流しているどこだれかもわからない網戸張替え業者に頼んだときも、ひどい施行をされたという経験があります。

 そんな経験もあり、今回地域の業者さんにお願いする中で、近くに住んでいることで、打ち合わせも細かな部分までアドバイスをもらえたことや、なによりも安心して工事を任せられたといいます。 古くなった壁紙が、真っ白の壁紙になったことで「部屋が明るくなって、本当気分リフレッシュ、岡山家から岡山邸になったわと」と啓子婦人が笑顔で話してくれました。

 施行した村井さんは、「喜んでもらえてうれしい、職人冥利に尽きます」と照れ笑い、「お客さんに感謝されて、助成が当たった喜びも一緒に喜び合えて、こんなうれしいことはない」と話します。

 施行が終了して、これから完了の手続きをすると10万円分の商品券が送られてきますが、商品券の有効期限が3カ月しかないことに、「歳をとると、減らす一方で新たなものを買うことが少ない中、3ヶ月で使い切るのは難しい」「やっぱり現金の支給が本当はいいですよね」と、その年代ならではの意見も話してくれました。

 リフォーム制度は始まったばかり、今後、さまざまな世代から意見を集めて、より良い制度にしていくことが求められています。