全中連の「夏期研究集会」に参加したあと、開催地の埼玉県・川越市にある「小江戸」と呼ばれる市街を散策しました。

「蔵造りの町並み」通りの入口に立って驚いたのは、入口から町並み遠方を見ると、建物の背景に高層建築物が一切なく、建物の屋根の上は見渡す限り一面「空」だった。大抵、市内中心部に隣接する観光地は、大型店や高層ビル・マンションに囲まれてしまっているところが多いが、ここの大きな建物といえば、明治11年に建設された西洋建築様式の現りそな銀行川越支店と、400年前から町に時を知らせてきた「時の鐘」とよばれる建造物だけのようです。

町なかの様子もとても良かったです。数年前、NHK連ドラ「つばさ」のロケ地で一躍有名になったこの地域。観光客でごった返していましたが、カウンターだけのラーメン店でおいしそうにラーメンをすする地元の老人や店主どうしで世間話をしている姿が見られ、生活感漂う昔ながらの「商店街」といった雰囲気がありました。

35度の猛暑で、ここでの昼食はクーラーが効いたお店に入ってしまいましたが、各店舗ほとんどが、入口をオープンにして扇風機がまわっていました。多少の不便さは感じるものの、こうした風情ある地域に「一度は住んでみたいなぁ」と思ったのと、こうした地域を守る商店街の人々に凄さを感じました。

事務局員 井上 元美