帯広民商ぶろぐ

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地域づくり・仕事づくり

まちおこし・仕事おこしの住宅リフォーム助成制度を力に(その3)

帯広市の住宅リフォーム制度、6月の100名のわくに449名が応募

 今年度から帯広市で始まった住宅リフォーム助成制度(20万円以上の工事で10万円の助成)。
建築業者でもある車副会長、この制度で3名のお客さんの代理申請しました。
しかし、全員が抽選にはずれてしまいました。
お客に「すまない」という気持ちと、この制度は大切」とさらなる拡充をもとめていこうと頑張っています。


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車副会長《㈱巧建築工房》の談

 「6月の第一回の抽選はうちのお客さんは3人応募して、皆さん外れてしまいました。
3人のうち2人はこちらからの声かけで見積もりさせてもらって、1人は先方から『住宅リフォーム助成って使えるのかい』という問い合わせがあって。『僕達民商が頑張って作った制度だから、もちろん使えるよ』と答えると、驚いていました。
 100名の枠に449名の応募ですからなかなか厳しい抽選ですね。最近、市の担当者に会った所、『とある応募者に《どうしてうちは外れたんだ》と怒られた』と話していました。それほど期待されている制度です。

 外れてしまった3件分の申請書はコピーをとってあるので、9月にまたチャレンジします。
また、お客に「見積もりさせてもらった」というのは大きいです。『私は、次回となりましたが、せっかく見積もってもらったから、抽選に外れても工事します』というお客さんも多いと思います。

 私は、今後の営業面で役に立ちました。工務店の仕事作りはもちろん、材料屋さんや、お客さんの手に渡った商品券による経済効果も大きく期待できます。「希望者全員に助成を!」の声が広がっています。まわりの市民や業者と一緒になって、予算の増額もこれから市に要請していきたいと思います。

まちおこし・仕事おこしの住宅リフォーム助成制度を力に(その2)

期待を込めて、住宅リフォーム助成制度を申請!

 車副会長《㈱巧建築工房》は、6月4日から申請が始まった帯広市住宅リフォーム助成制度(以下リフォーム制度)を活用した仕事を受注することができました。

 お客さんは、以前改修工事をさせてもらったお宅で、リフォーム制度を使えたらと市の申請者向け説明会へ参加して内容を理解したうえで、頼むなら以前工事をしてくれた業者へということで、車さんのところに電話が入りました。

 「急ぎではない」とのことで、抽選に当たったら工事をするということになっており、次回抽選の可能性もあり気の長い仕事になるかもしれませんが、確実に受注へとつながる手ごたえを感じています。

業者の代理申請も可能!
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 北栄支部の菱岡支部長《菱岡建設》も申請のために市役所を訪れました。

 「書き方がわからない所があるから、直接聞いてみよう」と担当者に質問。「ここにはんこが必要で、、、なるほど」と5分程度の説明をうけ「意外と簡単で、もう一回来て申請が終わる」と会場を後にしました。

 これなら簡単と施行業者が、お客さんにこの助成制度を知らせ、最大限活用しています。
このような助成金は、本当に元気がでます。「あたれば、いいな」との思いは、お客さんと一緒です。

(その3に続く)

まちおこし・仕事おこしの住宅リフォーム助成制度を力に(その1)

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 帯広市で今年度から住宅リフォーム制度が実施されました。
帯広民商では、すでに実施されている他の地域も参考に、さまざまな運動を展開してきました。
 多くの市民に知らせ、利用者を増やす上でも、実際施行する業者の力が大切と、4月24日、とかちプラザで説明会を開催しました。
この説明会には43名の、うち34名の業者が参加、「業者による代理申請の方法やどんな工事に助成が受けられるのか」「くわしく知りたい」といった会員・読者の声に応えた内容でした。説明者は、市の担当職員です。

 説明会は、はじめに主催者を代表して、自身も内装業を営む村井副会長が「いま、市内の建築業者は仕事が減り、さらなる単価削りにさらされ、営業とくらしが危機的状況にあります。そういった状況のなか、数年前より『地域循環型の経済効果を生むリフォーム制度を作ろう』と仲間の業者に呼びかけ、署名や宣伝を行い、市民のため、業者のため、帯広市のためとなる今回の制度が実現となりました。」と挨拶しました。

 つづいて、日本共産党稲葉帯広市議が「全国商工新聞に載っている各地域の実績を参考に、『地域の業者への経済対策は地域全体の経済対策となる』と、制度創設へ取り組みました。市の小規模修繕希望者登録制度とともに業者の皆さんの仕事作りに役立ててほしい」と訴えました。

 それから、帯広市建設部建築指導課よりリフォーム制度を説明があり、対象工事や申請方法などの説明を行いました。

 参加者の質疑応答の時間になると関を切ったように「現金支給ではなく商品券補助の理由はなぜか」「自宅を工事した場合は申請出来るのか」「希望者が殺到した場合、予算額が増えることはあるのか」などの質問があり、担当者が応えました。

 おわりに閉会挨拶を車副会長がおこない、「お客さんに『助成制度があるからリフォームしませんか』と声をかけられる制度です。皆さんの仕事作りに役立て、予算の増額などもっと良い制度の実現のため運動を進めましょう」と参加業者の皆さんに呼びかけました。

(その2に続く)

「帯広市住宅リフォーム助成制度」各地域で相談会

「帯広市住宅リフォーム助成制度」が、市内の回覧板に掲載されたこともあり市民の間で、大きな話題になっています。

「20万円以上の工事で、10万円の助成」
「業者さんの代理申請も可能」
などなど、魅力的な内容に感心が高まっています。

しかし、まだまだ発注を受ける側の業者さんのほうが制度の中身を知らないというのがあり
先日行われた役員の学習でも、業者側がしっかり理解していないといけないという話がだされています。

民商では、24日に説明会を開催し、多くの業者さんが制度を活用して新たな仕事をつくりだす機会にしていただければと参加者を募集しています。

平成24年4月24日(火)午後7時から
とかちプラザ402

詳細→帯広市住宅リフォーム制度説明会


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また、各地域で地域の業者さんがリフォームのことや申請の仕方などの相談を受ける「なんでも相談会」を開催します。
・申請したいと考えている市民の皆さん
・制度の中身を知りたいとお考えの業者さん
どちらの方の相談をお受けできます。


【各地地域の日程】

緑ヶ丘福祉センター
4月23日(月) 午後7時から8時半

緑西コミセン
4月25日(水) 午後7時から8時半

啓北コミセン
4月27日(金) 午後7時から8時半

無料の相談会になっていますのでお気軽に御参加ください。

帯広市に住宅リフォーム助成制度の実現を要請!

23日、帯広市の都市建設部に「住宅リフォーム助成制度の創設を求める請願書」を提出しました。
 志子田会長、村井副会長、車副会長ら4名が参加し昨年秋から集約した764名分の署名を伊藤部長に手渡しました。
 
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請願内容には、「市民が安心して住み続けられる住宅の確保について市内の業者が施工することにより、住宅関連産業を中心とした地域循環型経済の活性化に結びつく」として、緊急経済対策を目的に唱っています。

 特に、岩手県宮古市の制度を事例にあげ、「20万円以上のリフォーム工事に一律10万円を助成‐手続きを簡素化‐事業者の代理申請も可」とした、誰もが使いやすい制度の創設を求めました。
 懇談の中で伊藤部長は、「昨年9月議会で前向きな考えを明らかにした。来年度予算の中ですすめる。リフォーム内容も『全国50自治体から資料を収集し、良いものを検討している』」と説明しました。
 参加者らは、市民から喜ばれる助成制度、地域の活性化、地元中小事業者の振興策に結びつく施策を中小業者の実態を交えながら訴えました。
 参加者らは、「市民も業者も大変な時期、この助成制度を早期に実現して、力をあわせて商売で生き抜きたい」と語り合っていました。
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